2001 年に承認された分子標的薬によって、不治の病と思われていた白血病治療は大きく転換しました。その後、およそ四半世紀の間に、分子標的薬の進歩と新しい治療法の改善で、治療の選択はさらに広がりました。
それは、慢性白血病の患者の長期生存を可能にし、薬を飲み続けるという条件のもとで、多くの患者の日常生活を支えています。しかし分子標的薬は非常に高額であり、多くの患者が経済毒性に苦しんでいることも考慮しなければなりません。
本セミナーでは、このような現状を踏まえて、慢性骨髄性白血病(CML)と慢性リンパ性白血病(CLL)について学ぶとともに、高額療養費制度の在り方と今後の医療の関係性を学びます。
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日時 | 2025年8月2日(土)13:30~16:00(開場 13:00) |
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会場 | 広島大学医学部 広仁会館 2階 大会議室 (広島市南区霞1丁目) ●Zoomでの参加も可能です ●参加申し込み・地図は詳細PDF 裏面をご覧ください ![]() |
参加費 |
無料 |
プログラム
司会:いずみの会 前代表 田村英人さん/CLL患者・家族の会 代表 齊藤治夫さん
開会挨拶:広島大学病院 血液内科 一戸辰夫教授
第1部 最新治療および新薬の動向を基本から
慢性骨髄性白血病における分子標的薬の動向と治療法の選択での基本と課題
広島大学病院 血液内科 一戸辰夫 教授
慢性リンパ性白血病における分子標的薬の動向と 治療法の選択での基本と課題
広島大学病院 血液内科 進藤岳郎 准教授
第2部 高額療養費制度の過去とこれから
東京大学医科学研究所 公共政策研究分野 特任研究員
慢性骨髄性白血病患者・家族の会 いずみの会 副代表 河田純一 さん
第3部 質問(会場と Zoom)
第4部 グループディスカッション
第5部 全体を総括
主催 | 広島大学病院血液内科 |
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後援 | 慢性骨髄性白血病 (CML) 患者・家族の会 いずみの会 CLL(慢性リンパ性白血病)患者・家族の会 |